スタジアム改修遅れのバルセロナ、11月前半までオリンピックスタジアム使用へ

 サッカースペイン1部リーグ、バルセロナの本拠地スタジアム、スポティファイ・カンプ・ノウの改修工事が予定より遅れている問題で、クラブは少なくとも11月前半まではモンジュイックのオリンピックスタジアム、リュイス・コンパニスを使用する考えだという。バルセロナを拠点に展開するスポーツ紙エル・ムンド・デポルティボが伝えている。

 記事によると、1日の欧州チャンピオンズリーグ・PSG(フランス)戦に続くホーム試合は18日のリーグ、ジローナ戦で、バルセロナ市による新スタジアムの部分的な使用に関する許可が下りる可能性はあるものの、いずれにしても収容可能なのは2万7000人で、5万人のリュイス・コンパニスの半分程度にとどまる。今季序盤の2試合をクラブ総合練習場内のスタジアム(6000人収容)で戦ったのも加味した上で可能な限りの入場者と収益を得るためにオリンピックスタジアムの間借りを続けた方が得策、との判断に傾いている。

 最短で改修スタジアムへ戻るとすれば11月22日のリーグ、ビルバオ戦。この頃には許される収容人員の制限も4万5000人にまで上乗せできる見通し。楽観的な見方としては6万2000人分になる余地もある。可能な限り早期に本拠地に戻りたい意向のクラブ執行部にとっては改修工事を並行しながら試合開催する計画で動いている。

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