「明治安田J1、町田3-1G大阪」(20日、町田GIONスタジアム)
町田は3-1でG大阪を下してリーグ戦8連勝&公式戦11連勝。勝ち点を49とし、4月6日以来の首位に浮上した。1-1の後半33分、MF林幸多郎の2戦連続ゴールで勝ち越した。神戸は1-0で広島に勝ち、連敗を2で止めた。勝ち点49で町田に並び、得失点差で2位。4クラブはアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)などに出場するため、変則日程で行われた。
快進撃はまだ終わらない。後半にリーグ戦約2カ月ぶりの失点で追いつかれるも、連勝中に平均2得点以上を奪っている好調攻撃陣が力を発揮し勝ちきった。クラブ記録を更新するJ1リーグ戦8連勝&公式戦11連勝を達成。一時は首位と勝ち点15差がついていたが、急浮上で4月6日以来、約4カ月半ぶりに暫定で首位を奪取した。それでも黒田監督は「そんなに簡単に(首位を)維持できると思っていない」と気を引き締めた。
試合を決めたのは今季成長を遂げているMF林だ。チームの方針で、ウイングバックながらキャンプからゴール前への進入を意識付けしてきた。後半33分の決勝ゴールの場面も「癖ですね」と気付けばゴール前に。そこにいたからこそ相手GKが取り損ねたボールに反応できた。「たまたま来たなって感じですね。持ってます」と充実の表情。早くもキャリアハイの倍となる4得点目だ。
この日、無失点勝利なら6試合連続で、29年ぶりのJ1記録に並ぶ偉業だった。クロスからの失点が多かった前半戦を省みて、主将の昌子と黒田監督が話し合い、守備の約束事を整理。選手と指揮官が手を取り合い、昨季リーグ最少失点だった堅守が復活している。
後半16分にゴール前の混戦から押し込まれ偉業達成はならず。それでも勝ちきれるのが今の強さだ。攻守とも隙がない、大旋風を起こした昨季以上の強さが確かにある。