異常事態のJ1神戸 バルサ戦中止危機に大混乱 夜になっても「確定的な情報をお伝えできる状況にございません」

 バルセロナ戦に向けて調整した神戸
 バルセロナ戦の取りやめ発表後も、通常通り練習するJ1神戸の佐々木(右から2人目)らイレブン
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 J1神戸は24日、公式SNSで「FCバルセロナ来日試合に関するお知らせ」として新規投稿。「現時点におきまして、確定的な情報をお伝えできる状況にはございません」と伝えた。

 全文は以下。

「2025年7月27日(日)に予定されているFCバルセロナとの試合について、関係各所と緊密に連携を取りながら、必要な情報の収集および調整を継続しております。しかしながら、現時点におきまして、確定的な情報をお伝えできる状況にはございません。

 本試合を心待ちにされている多くのファンの皆さま、そして関係者の皆さまのためにも、引き続き全力を尽くしてまいりますので、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

 進捗があり次第、速やかに当クラブ公式サイト等を通じてご案内させていただきます。大変恐縮ではございますが、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」

 一連の問題は、27日に神戸とスペイン1部・バルセロナのチャリティーマッチが予定されていたが、同日未明にバルセロナ側が「プロモーターによる重大な契約違反により、今週日曜日に日本で開催予定だった試合への参加を中止せざるを得なくなった」と試合中止を通告。神戸側でも困惑と動揺が広がっている。

 神戸は公式ホームページで「プロモーターによる契約上の問題が発生しているとの情報を受け、当クラブとしても状況の確認を行っております。本試合を楽しみにされている多くのファンの皆さま、関係者の皆さまにはご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます」などと伝えていた。ただ、同日夜20時を過ぎても状況が不透明なままという異常事態となっている。

 現場レベルでも開催を間近に控えた中での中止は青天のへきれきだったようで、この日いぶきの森で取材に応じた吉田孝行監督は、中止について「朝のニュースで知った」と話した。

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