楽天・三木谷氏FCバルセロナに抗議表明「許されるものではなく」差別的発言問題で

 楽天グループの三木谷浩史会長兼社長(56)が6日、スペイン1部・FCバルセロナの所属選手が日本人に対して差別的な発言をしている様子の動画が広まっている問題で、同クラブのスポンサーなど協力関係を築いてきた観点から、同クラブに正式に抗議するとともに、見解を求めると表明した。

 三木谷氏は自身のツイッターアカウント(@hmikitani)に「FCBの選手が差別的発言をした事について、クラブのスポンサーまたツアーの主催者としてとても残念に思います。楽天はバルサの哲学に賛同し当クラブのスポンサーをしてきただけにこのような発言は、どのような環境下でも許されるものではなく、クラブに対して正式に抗議すると共に見解を求めていきます」(午後7時35分の投稿を引用)とつづった。

 また、楽天グループとしても、公式ウェブサイトに「FCバルセロナに所属する選手が差別的な発言をしたことについては、同クラブとパートナーシップを結び、日本で行われた試合に招致した当社としても誠に遺憾です。楽天はFCバルセロナの哲学に賛同し、同クラブとのパートナーシップを継続してきました。このような行為はいかなる環境下でも許されるものではなく、当社として同クラブに対し、正式に抗議するとともに、本件に関する見解を求めてまいります」と、同様の見解を発表した。

 FCバルセロナとのスポンサー契約は、2016年に発表され17-18年シーズンから結んでいる。楽天グループが出資し、三木谷氏が会長を務めるJ1神戸には、イニエスタら元バルセロナの選手が所属しているが、そうしたトップチーム強化の面の繋がりだけではなく、育成などの理念面でもバルセロナから学びを得るべく提携・交流をしてきた経緯がある。

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