J1神戸に青天のへきれきか バルサ戦中止騒動に吉田監督「朝のニュースで知った」も試合実施には「準備をしている」 1時間みっちり調整
J1神戸は24日、神戸市のいぶきの森球技場で練習を公開した。27日に神戸とスペイン1部・バルセロナのチャリティーマッチが予定されていたが、同日未明にバルセロナ側が「プロモーターによる重大な契約違反により、今週日曜日に日本で開催予定だった試合への参加を中止せざるを得なくなった」と試合中止を通告したことについて、神戸側でも困惑と動揺が広がっている。
神戸は公式ホームページで「プロモーターによる契約上の問題が発生しているとの情報を受け、当クラブとしても状況の確認を行っております。本試合を楽しみにされている多くのファンの皆さま、関係者の皆さまにはご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。当クラブでは、関係各所と連携のうえ、必要な情報の収集および対応を進めております。新たな情報が入り次第、当クラブ公式サイト等を通じてご案内いたしますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」と声明を発表した。現場レベルでも開催を間近に控えた中での中止は青天のへきれきだったようで、この日いぶきの森で取材に応じた吉田孝行監督は、中止について「朝のニュースで知った」と話した。
神戸は関係各所との協議を行っている最中で、現場では試合開催に向けて動いている。吉田監督は「一応クラブからはやるつもりで、という話を説明に受けた」と明かし、バルセロナ戦に向けて「その準備をしている」とこの日も1時間みっちり調整した。
いぶきの森に視察に訪れた永井秀樹SDも取材に応じ、「お騒がせして申し訳ない。なるべく速く解決できるように」と話した。





