19位のJ1横浜FCが四方田監督の解任を発表「J1リーグ残留を必ず達成したい」後任は三浦文丈コーチ
J1横浜FCは23日、四方田修平監督(52)の解任を発表した。J1に昇格した今季はここまでJ2降格圏内の19位だった。後任には三浦文丈コーチ(54)が就任する。
クラブの片原大示郎代表取締役社長COOは公式サイトを通じて「このたび、横浜FCは、四方田修平監督との契約を解除し、新たに三浦文丈コーチに新監督へ就任いただくことを決定いたしました」と発表。四方田監督は2022年に就任。22年と昨季の2度J1昇格にチームを導いた。同社長は「常に誠実かつ真摯にチームと選手に向き合っていただきクラブの発展にご尽力いただきました」と感謝を述べた。
だが、今季は第24節終了時点で5勝4分15敗で勝点19、直近のリーグ戦では6連敗と苦しんでいた。「J1残留というクラブの今シーズンの目標を達成する為、このような判断をいたしました」と説明。「厳しい判断をする事になりましたが、短期間で2度のJ1昇格という功績に関しては最大限の感謝と敬意をあらわすべきと考えております。クラブを代表し、心から御礼を申し上げます」とした。
続けて「横浜FCは多くのサポーターの皆さま、パートナー企業の皆さま、行政の皆さま、ホームタウンの皆さま、クラブに関わるすべての皆さまから、大きなご声援・ご支援を賜っており、このクラブに寄せていただいている期待にお応えすべく、J1リーグ残留を必ず達成したいと考えております。大変厳しい状況ではありますが、目標達成の為にはJ1リーグの残り14試合、チーム・クラブ、横浜FCを応援いただいている全ての方がこれまでにも増して結束して戦っていく必要があります。後任となる三浦文丈新監督は、トップチームでの指導経験も豊富であり、この現状でチームをお任せするには最適な人選であると考え打診しましたが、迷う事なくご承諾いただきました。三浦新監督のために、クラブは全力でサポートをしてまいります」と決意。
「心が折れそうだという悲痛なお声なども届いています。我々は最終節の試合終了のホイッスルが鳴るその瞬間まで誰1人諦める事なく全力で戦う事をお約束します。この思いが届いた方には今一度スタジアムで熱いご声援をいただけましたら幸いでございます。立ち上がれハマの友よ、明けない夜などない。この声が聞こえてくる限りクラブは歩みを止めることなく進み続けます」と結んだ。




