浦和サポーターが大ブーイング&怒りの横断幕 CWC最下位から惨状続く スコルジャ監督は試合勘嘆く
「明治安田J1、FC東京3-2浦和」(19日、味の素スタジアム)
浦和は先制を許した後逆転するも、後半に2失点を喫し敗戦。3戦計9失点での3連敗で出場32チーム中最下位に終わった6月のクラブワールドカップ(CWC)から続く惨状に、試合後にはゴール裏のサポーターからブーイング。怒りの横断幕も出された。
横断幕には「目標も準備も検証も曖昧なCWC。4年とその未来に向けクラブと株主は道筋を示せ」とつづられた。特に“道筋”の文字が赤く強調され、サポーターの思いが表れた。
CWCと日本代表活動で中断期間が長かったこともあり、公式戦約1カ月半勝利がない浦和。この日は6月22日のCWCモンテレイ戦以来、約1カ月ぶりの公式戦だった。スコルジャ監督は「言い訳はもちろん言いたくありませんが」と前置きした上で「われわれにとって4週間ぶりの公式戦。しかも夏場での初戦という状況だった。そこでのゲーム勘の足り無さというものはあったと思いますし、両チームを比較すると特に後半の体力で違いがあった」と試合勘の違いに言及。
「アグレッシブさやダイナミックなパワーが後半欠けていた。長いブレイク(休み)の後の初戦はゲーム勘のところで難しさがありますけど、本日の敗戦によって(次節の)湘南戦に向けてそこが修正できれば」と先を見据えた。





