なでしこ 台湾に4発快勝発進 DF矢形、MF滝川ら8人が代表デビュー
「東アジアE-1選手権、女子日本代表4-0女子台湾代表」(9日、水原)
3大会連続5度目の優勝を狙う女子の日本代表は、台湾との初戦に4-0で快勝した。前半にともに日本代表初招集のDF矢形海優(マイナビ仙台)とMF滝川結女(新潟)の得点で2点を先取し、後半立ち上がりにFW高橋はな(三菱重工浦和)がゴール。さらに相手のオウンゴールで加点した。世界ランキング7位の日本は、同42位の台湾に通算18勝1分け6敗となった。13日には韓国、16日には中国と対戦する。
国内組中心で臨む日本は、前半の2点を挙げた矢形と滝川ら、史上2番目の多さとなる8人が代表デビュー。普段と違うポジションで起用された選手も期待に応え、ニールセン監督は「大会後にもチームに残る選手も出てくると思う」と満足げだった。
矢形の本職はFWだが「人生初」の左サイドバックに入り、前半22分に決めた。3分後に追加招集の滝川が得点し、後半にはDF登録ながらFWに入った高橋がゴール。終盤はサイドバックも務めた高橋は「チームにとっていろんなオプションになる」と歓迎した。





