「明治安田J1、神戸4-0湘南」(5日、ノエビアスタジアム神戸)
リーグ3位の神戸がMF扇原の先制弾など4得点を挙げる大勝で湘南を下した。勝ち点を43に積み上げ、鹿島を追い越し、首位・柏と勝ち点1差の2位に浮上した。
昨季から3連勝中で“お得意様”とする湘南を圧倒した。前半14分に相手DFがペナルティエリアからかき出した球を扇原がダイレクトに右足でボレーシュート。ゴール左に突き刺し、先制に成功した。
後半3分には、東アジアE-1選手権(韓国)で初のA代表に選出されたFW宮代が、エリア右から右足でシュートを放つと見せかけ、相手DFを巧みにかわしながら左足で追加点。後半32分にはFW佐々木がダメ押しの3点目。試合終了間際にはMF汰木が4点目を奪い、ノエスタがお祭り騒ぎとなった。
守備陣も3試合連続のクリーンシート達成。攻守に隙がなくなってきた神戸は直近6戦で5勝1分とし、首位浮上を目前としている。