J1神戸は4日、J2秋田からFW小松蓮(26)を完全移籍で獲得したと発表した。背番号は29。
小松は東京都世田谷区出身の松本山雅FC下部組織出身で、能率産業大卒業後に松本山雅のトップチームに加入。金沢、山口への期限付き移籍を経て、21年に松本山雅に復帰すると、23年にはリーグ戦19得点でJ3の得点王に輝いた。24年からJ2秋田に移籍し、今季は21試合の出場で10得点を記録し、J2の得点ランキングトップタイに立っている。
クラブを通じて「この度、ヴィッセル神戸という素晴らしいクラブに加入することにより、とてもうれしく思っています。歴史あるクラブの一員として、毎日のトレーニングに全力でひたむきに取り組み、ゴールを量産し、リーグ3連覇や多くのタイトル獲得に貢献できるよう努力していきます。ファン・サポーターの皆さんとともに戦える日を楽しみにしています」とコメントした。
神戸は2日の広島戦で白星を挙げ、首位・鹿島、2位・柏に勝ち点1差の3位と肉薄している。大黒柱のFW大迫、武藤が離脱している中、優勝争いに向けて大きな補強に動いた。