神戸快勝!3位浮上 宮代、佐々木起点にエリキV弾 首位鹿島と勝ち点1差 吉田監督「みんなで取った勝ち点」

 「明治安田J1、神戸1-0広島」(2日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸が1-0で広島を下し、勝ち点40で3位に浮上。後半にMFエリキ(30)のゴールで均衡を破った。広島は同36の5位で変わらず。アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)などの影響で変則日程となった。

 神戸が首位争いに名乗りを上げた。広島との上位対決を制し、3位に浮上。首位・鹿島の背中を捉える勝ち点1差に迫り、吉田監督は「みんなで取った勝ち点」と価値ある勝利にうなずいた。

 神戸は試練に立たされていた。広島戦前時点で4月以降は10勝4敗1分けと躍進を続けていたが、日を追うごとにケガ人が続出。大黒柱の大迫、武藤に加え、本多、井出らと力のある選手が離脱し、指揮官は「2月と似てる」と不振に陥ったシーズン序盤に例えていた。

 苦しいチーム状況を支えているのが、若い力だ。DF酒井は「若い選手の経験値が上がってきている」と現在上位で戦えている理由を説明。FW宮代、佐々木らが攻撃をけん引し、得点力は昨季と遜色ない。

 この日も2人が起点となった。後半21分。宮代、佐々木とつないで最後はエリキが頭で流し込んだ。試合を決めた助っ人も「仲間のレベルが高いと自分もつられて、いいプレーが生まれていく」と一連の流れに感謝。互いに力を引き出し合って、リーグ3連覇に突き進んで行く。

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