「明治安田J1、神戸1-0広島」(2日、ノエビアスタジアム神戸)
未消化分の第5節が行われた。リーグ4位・神戸は同5位の広島との上位対決を制し、勝ち点40で3位に浮上。首位・鹿島、2位・柏との勝ち点差を1に縮め、首位奪取を射程圏に捉えた。
立ち上がりは広島が積極的に仕掛け、劣勢に立たされていたが、前半27分にMF汰木がチーム初シュートを放つと、徐々に攻撃のペースを握っていった。前半31分にはDF山川が縦にパスを通し、間髪入れずにFW佐々木がFW宮代へつないだ。宮代が鮮やかな反転シュートをゴール左に打ったが、日本代表GK大迫の好セーブに阻まれた。
その後も大迫の好守になかなかネットを揺らせなかったが、後半は神戸が圧倒。後半21分に宮代がエリア手前からゴール右の佐々木に送ると、さらにMFエリキへとつなぎ、頭で押し込んで値千金の先制点を奪った。
広島は名古屋戦から2連敗。6ポイントマッチを落とす手痛い敗戦となった。