横浜M「大島監督の勝利は近い」千金弾のエウベル 公式戦5戦ぶり得点 17位湘南と痛み分けドロー
「明治安田J1、湘南1-1横浜M」(28日、レモンガススタジアム平塚)
最下位の横浜Mは湘南と1-1で引き分けた。1点を追う後半16分にFWエウベル(33)が同点ゴール。首位の鹿島は岡山に1-2で逆転負けし、3試合勝ちなしで勝ち点を41から伸ばせなかった。岡山は2連勝で同30。柏は清水に2-0で快勝し、勝ち点41で鹿島に並んだ。得失点差で2位。清水は4戦勝ちなし。京都は3-1でG大阪を下し、勝ち点38とした。神戸は0-0で福岡と引き分け、広島は1-2で名古屋に屈した。FC東京は横浜FCに2-1で競り勝った。
クラブ初のJ2降格阻止に向けた大一番で、最悪の結果は回避した。チームにとって公式戦5試合ぶり、6月初得点となるエウベルの同点弾で17位湘南と勝ち点1を痛み分け。終盤に押し込むも勝ちきれなかったが、大島監督は「内容も自分たちがやろうとしたところが多く出た。プラスにポジティブに次に向かうことが大事」と前向きに捉えた。
シュート7本に終わった前節の反省から、ミーティングで攻撃面での意思統一を図って臨んだ。前半こそ得点を奪えなかったが、後半途中から流れをつかみ、従来の破壊力ある攻撃が垣間見られた。今季初得点のエウベルは「結果には満足していないが、大島監督の勝利は近いと思う。きっと近い未来に勝ち点3を取れる」と視線を上げた。この勝ち点1を浮上のきっかけにする。



