青森市長がJ1町田・黒田監督を訪問 来年のキャンプ誘致をアピール 実現へ前向き 黒田監督「恩返しがしたい」

 青森県のお菓子詰め合わせセットを贈った西秀記青森市長(左)とJ1町田の黒田剛監督
 西秀記青森市長(左)とJ1町田の黒田剛監督
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 青森市長の西秀記氏(61)が25日、J1町田のクラブハウスを訪問し、黒田剛(55)監督に同市でのキャンプ実施に向けた要望を行った。

 黒田監督が青森山田高を28年率いる中、同校の理事を務めていた時期もあったという西市長。親交があった2人はなごやかな雰囲気で対談を行った。西市長は「黒田監督の青森に対する非常に強い思いをしっかり受け止めたい。ぜひキャンプの際には青森をお使いいただきたい」とアピール。人生の半分以上を青森で過ごした黒田監督も「恩返しがしたい。光栄に思う」などと笑顔を浮かべていた。

 Jリーグが来季から秋春制にシーズン移行することに伴い、これまでは沖縄・宮崎などが主流だった各クラブのキャンプ地選定も変化。秋春制が決まった24年ごろ、市から町田に誘致の話を持ちかけた。その後は町田の原靖FDが練習場の視察に訪れるなど、実現に向けて前向きに進んでいるという。今回の訪問について西氏は「私の方から黒田監督に直接誘致のお話をする機会がなかったものですから、一度その機会をつくりたいと思っていた」と理由を明かした。

 黒田監督は誘致について「率直にうれしい。青森で待ち望んでいる人たちもいっぱいいると思うので、なんとかその思いに応えられれば。本当にありがたいと思って、うまく進めたいなと思っています」と心境を語った。交渉は順調に進んでおり、今後来季のJリーグの日程が発表され次第、詳細をつめていくという。「私自身としてはもう大いに、一日も早く行きたいです」と期待に胸を膨らませた。

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