J1浦和・GK西川周作「相手をできるだけ早く本気にさせたい」とCWCへ気合十分 CL準優勝のインテルら強豪と激突 目標はGS突破
J1浦和は、米国で開催される「FIFAクラブワールドカップ(CWC)2025」に向けた出発当日の5日、さいたま市内で約1時間半練習を公開。練習後には駆けつけた約500人のサポーターからエールを受けた。GK西川周作(38)は、「もうここまで来たら本当に楽しみ」と世界の強豪との対戦を心待ちにした。
渡米前、慣れ親しんだグラウンドでの最後の調整を終えた。浦和は日本時間18日にグループステージ第1戦でリーベル・プレート(アルゼンチン)と初戦を迎える。その後、22日に同2戦でインテル(イタリア)と、26日に同3戦でモンテレイ(メキシコ)と対戦。強豪ぞろいにも西川は「相手がどこだろうが、まず気持ちで負けない。チームがうまくいかない時間があると思いますけど、そこでしっかり耐えることがチームのためにもなると思いますし、相手をできるだけ早く本気にさせたい」と気合十分だ。
日本代表として2014年のブラジルW杯など大舞台での経験が豊富な38歳はグループステージ突破へ、初戦の重要さを説く。「第1戦で(勝ち点)3を取れば、インテルからの印象も『なんだ浦和レッズは』となると思う。やっぱり彼にとって僕たちはそんなにマークされていないと思うので、世界を驚かせるためにも第1戦目が本当に大事になってくる」と見据えた。
大型大会へ挑むに当たりクラブとしての目標は-。堀ノ内スポーツダイレクターは「何かの大会に出る際、優勝を目指さないチームはありえないと思いますし、もちろん浦和レッズとしてもそうです」とした上で「より現実的なことを考えると、やはりグループステージ突破というところが一つ。さらに言うと、初戦で勝ち点をしっかり取りに行くことが、大きい目標に向かっては必要だと思う」と話した。主将のMF関根貴大も「グループステージ突破が明確な目標。初戦がもう全てっていうくらいかかっている。そこで波に乗れるかどうか」と力を込めた。





