浦和 逆転勝利で3位浮上!クラブW杯へ弾み 主将・MF関根「プライドを持って世界と戦っていきたい」

 「明治安田J1、浦和2-1横浜FC」(1日、埼玉スタジアム)

 浦和は横浜FCに2-1で逆転勝ちして4試合ぶりの白星を挙げ、3位に浮上。14日に米国で開幕するクラブワールドカップ(W杯)前最後の試合を制し、弾みをつけた。

 米国で開催されるクラブW杯前最後の一戦で弾みがつく逆転勝利。試合後には4万人近いホームのサポーターが作り上げた、米国行き飛行機の絵が浮かび上がるビジュアルサポートで見送りを受けた。最高の雰囲気で迎えた壮行セレモニーで、主将のMF関根は「浦和のプライドを持って世界と戦っていきたい」と意気込んだ。

 前半に先制を許すも、後半にMFグスタフソンの2得点で逆転しリードを守り切った。スコルジャ監督は「サポーターがすばらしい雰囲気をつくってくれて、選手たちが限界突破できた」とホームの声援に感謝した。

 クラブとしては同大会4度目の挑戦。過去3度出場し、最高成績は2007年大会の3位だ。4位に終わった23年は準決勝でイングランドの名門マンチェスター・シティーに0-3で敗戦。当時を知るGK西川は「泣いて悔しがっていたサポーターの姿が今でも頭に残っている。次はそういう思いをさせたくない」と闘志を燃やした。

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