J1広島が痛恨敗戦で連勝5でストップ 一時同点に追いつくも…スキッベ監督「点を取ることが圧倒的に足りていない」
「明治安田J1、広島1-2川崎」(31日、エディオンピースウイング広島)
広島が試合終了間際に痛恨の失点を喫し、連勝が5で止まった。勝てば2位浮上の可能性があったが本拠地で敗戦。ミヒャエル・スキッベ監督は「結果として前半の出来がこの結果を招いた」と振り返った。
その前半はスコアレスで終えた。この日は1トップにFW・ジェルマンを据え、2シャドーにはMF・加藤とMF・ジャーメインのコンビを初めて配置。ただ、「裏に抜けるプレーとは程遠いものになった」と指揮官が語ったように、攻撃面ではゴールが遠い状況が続いた。
後半の立ち上がりに失点し、同41分に左サイドのMF・中村のクロスをDF・荒木が足で合わせて一時同点に追いつくも、アディショナルタイムに決勝点を献上。スキッベ監督は「後半は交代も含めて、自分たちがペースを握り返したと思う。ただ川崎は後半もカウンターのところで1つ2つ、鋭いものがあった。彼らがクオリティーを見せた試合になったと思います」と相手に脱帽した。
広島はこれでリーグ戦18試合を消化。10勝6敗2分けの勝ち点32で3位に位置づけている。昨季はリーグトップだったチーム得点数が今季は試合前の時点で同12位の19得点。指揮官は「点を取ること、そこが圧倒的に足りていないと思います」と語った。



