窮地の横浜Mに試練 前半28分に“新戦術”のキーマンFW宮市が負傷交代 負ければクラブワースト7連敗 先制許す

 「明治安田J1、横浜M-神戸」(21日、日産スタジアム)

 横浜MのFW宮市亮が0-1と1点を追う前半28分に負傷交代。負ければクラブワーストの7連敗となる一戦でアクシデントに見舞われた。

 前半23分ごろ宮市が左サイドでクロスを上げた直後、右ふともも裏あたりを押さえた。直後に自ら交代を要求。ピッチに倒れ込み担架で運ばれ、同28分にFW井上と交代した。

 横浜Mは連敗脱出へ、この試合から大胆な戦術変更を敢行。試合開始からボールを奪うと、パスを細かくつながずに徹底して前線へロングボールを放り込んだ。特に左の宮市をターゲットに背後を狙い、宮市は何度も出力の高いスプリントを見せてゴールに迫っていた。ただ、その影響があったか、早い時間帯でアクシデントに見舞われた。

 押し込む時間帯もあったがシュートがポストに当たる不運にも遭い無得点が続くと、前半19分に神戸のFWエリキに先制ゴールを許し、追いかける展開となった。

 横浜Mはスティーブ・ホーランド新監督のもと、今季をスタートしたが成績不振で4月18日に解任。その後、暫定で指揮を執っていたパトリック・キスノーボ氏が5月5日に新監督に就任させる荒治療に出たが、その後も勝利なくクラブワーストタイの6連敗。1993年のJリーグ開幕以来、一度も降格していない名門が開幕16戦でわずか1勝と窮地に立っている。

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