サッカースペイン1部リーグ、バルセロナの元チェコ代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが自身の将来について言及。来年以降について何も決めておらず「家のことは妻が決める」と、家族会議を経て最終決定がなされるとした。
レアル・マドリードとのエル・クラシコのあとチェコメディアとのインタビューで話した。シュチェスニーはバルセロナから2年の契約延長の提示があったことを明かした上で「家族と一緒に何が自分たちにとって一番なのかを決めなければならない。家族、妻とこういう決断を一緒にする義務がある。だからまだ何も決めていない。家についての大半の決定は私の妻が決めていて、自分はそれを恥ずかしいとは全く思っていない。(加入当時は)自分たちの夢にたどり着き、その後またゴルフをするために1年ここに来ると決めていた。今後数週間のうちに決める。同時に勉強や引っ越しなどの問題もある。今はここまで起こったことを楽しんでいて、ここにとどまるかどうかを自問自答していない」としている。
シュチェスニーはユベントス(イタリア)所属だった昨季終了後に現役を引退。スペインでリタイヤ生活を送っていたが、昨年10月ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが膝の怪我で長期離脱したことでバルセロナからのオファーを受け現役復帰。当初はGKイニャキ・ペーニャの控えだったがシーズン中盤から正GKとしてチームの躍進に貢献している。
11日のエル・クラシコでは前半2点のリードを許しながらも逆戦勝利したあと感極まってしゃがみこみ涙するシーンのほか、勝利の余韻に浸るようにピッチ上でユニホーム姿のまま喫煙する姿が目撃されている。