神戸新加入のDF松田陸「自分が試合に出られるチャンス」酒井高徳らは負傷離脱 レギュラー奪取へアピール誓う

 J1神戸は3月1日にホームのノエビアスタジアム神戸で福岡と対戦する。試合前日の28日は吉田孝行監督(47)とDF松田陸(33)がオンライン会見に応じ、試合への意気込みを語った。

 開幕から3戦連続引き分けと今季初勝利が遠い神戸。吉田監督は「ホームで勝ち点3を取りたい」とシンプルな言葉に力を込めた。

 開幕前からFW宮代、MF井手口らを負傷で欠き、シーズンが始まってもけが人が続出。開幕戦の浦和戦で負傷交代したDF酒井高徳が、右縫工筋肉離れで全治6~8週間の診断を受けたことが27日に発表されたが、吉田監督は「チームのへ影響はもちろん大きいと思いますけど、いる選手でやっていくしかないですし、みんなで戦うだけ」と後ろ向きな言葉は口にしなかった。

 チームの窮地ではあるが、控え組や新加入選手にとっては存在感を高められるチャンスでもある。2月のリーグ開幕前に加入した松田は26日の京都戦で神戸デビュー。右サイドバックで先発起用され、攻守に貢献した。

 酒井、本多が負傷離脱中で、同ポジションが手薄となる中、松田は「ゴウ君(酒井)の代わりじゃないけど、今は自分が試合に出られるチャンス。ポジションを勝ち取って行けたら」とアピールへ気合。指揮官は「攻撃の部分では経験もあるし、彼の良さも出てくると思う。逆に守備のところを自分自身は強く言っておかないと。言ったら理解力がすごくあるのでやってくれる。ただそこを緩くならないように思い切ってやってくれているし、このまま継続してもらえれば」と期待を寄せた。

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