川崎 ACL1次リーグ4連勝も鬼木監督は「軽いプレーがあった。自分たちで難しくした試合」と苦言

 前半、攻め込むBGパトゥム・チャナティップ(左)
 前半、先制のPKを決める川崎・脇坂(手前)
 前半、先制のPKを決める川崎・脇坂(手前)
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 「ACL・1次リーグ、川崎4-2パトゥム」(7日、等々力陸上競技場)

 川崎が後半に突き放して1次リーグ4戦全勝も、ミスからの失点に鬼木監督は「得点後、自分の中では軽いプレーがあったと思っている。自分たちから難しくしたゲーム」と厳しい評価をくだした。

 前半16分にMF脇坂がPKを決めて先制。だが、前半33分にGKチョンソンリョンのパスミスから、今季途中まで在籍していたパトゥムMFチャナティップにゴールを決められ同点に追いつかれる。

 さらに前半40分に再度PKを脇坂が決めて勝ち越し。ただ、またも直後に不用意なボールの奪われ方からチャナティップがゴールを決めて同点とされた。

 後半に2得点で勝利はしたが、脇坂は「上に(勝ち上がって)行って、こういうゲームをしていたら勝ちきれない。結果以外はあまり良くなかった」と反省の言葉を並べた。

 鬼木監督は「ゴールが生まれたことで緩みが出たのかなと良くないゲームだったと思う。ひっくり返されていてもおかしくないシチュエーション」としながらも、「前半が終わったときに選手間でもこのままじゃいけないという声が出ていたのは、成長かなと思う。」と今後への期待も口にしていた。

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