川淵三郎氏に文化勲章 サッカーJリーグやバスケBリーグ創設に貢献「身に余る光栄」

 政府は20日、2023年度の文化勲章をスポーツ振興の川淵三郎(86)ら7氏に贈ることを決めた。文化功労者には漫画の里中満智子(75)の4氏ら20人を選んだ。文化勲章の親授式は11月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は同6日に都内のホテルで開かれる。

 元日本サッカー協会会長の川淵氏(現日本トップリーグ連携機構会長)は都内で取材に応じ、文化勲章受章に「身に余る光栄」と喜びを語った。

 JリーグやBリーグ創設を主導するなどスポーツ界発展に貢献してきた。サッカー界からは初めてで、スポーツ界からは「フジヤマのトビウオ」と称された競泳の古橋広之進氏と、プロ野球の長嶋茂雄氏に続く3人目。川淵氏は「僕が貢献したのは『少しは』ぐらいだよ」と謙虚に受け止めた。

 12月に87歳を迎えるが熱い思いは変わらない。「協力してほしいと言われれば喜んで。必要とされる場がある限り、まだしつこく生きていこうと思います」。“生涯現役”でさらなる発展に尽力する。

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