約1年ぶり代表復帰の中山雄太「左サイドバック問題をしっかりと解決できる選手に」復帰の感慨は「あんまりなかった」も周囲には感謝

 後半、ボールを入れる中山雄太(撮影・金田祐二)
 前半、競り合う中山(左)
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 「国際親善試合、日本代表4-1カナダ代表」(13日、デンカビッグスワンスタジアム)

 左サイドバックで先発したDF中山雄太(ハダースフィールド)が、日本代表では昨年9月の米国戦以来となる出場を果たした。

 出足の鋭いパスカットなどで持ち味を発揮。後半4分には、ボールを奪ったMF遠藤からのパスを受けると、左サイド前方のMF南野へ的確なパスを送り、MF田中のチーム3点目を演出した。

 昨年のカタールW杯メンバーに選出された直後の試合で右アキレス腱(けん)を負傷して本大会を欠場。約1年ぶりとなる代表復帰戦の感慨は「僕自身あんまりなかった」としつつ「周りの人がそういう雰囲気をつくってくれる。それに対しては素直にうれしいし、感謝がある」と心境を語った。

 W杯以降の第2次森保ジャパンでは、左サイドバックが固定されていない。その状況を問われると「たぶん一番聞きたいところなんですね」と笑いつつ「僕としてはここがスタートだと思っている。遅れている分をしっかり取り戻すことと、レギュラー争いに食い込んでいきたい。みなさんがもし感じているとしたら、左サイドバック問題をしっかりと解決できる選手になれるようにやっていきたい」と力強く意気込んだ。

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