「国際親善試合、日本代表6-0エルサルバドル代表」(15日、豊田スタジアム)
新生・森保ジャパンが昨年のW杯カタール大会後の初勝利を挙げた。チームの中心として機能した久保建英(22)=レアル・ソシエダード=が、試合開始直後の谷口彰悟(31)=アルラヤン=のヘディングをFKからアシスト。前半25分には左足でミドルシュートを決め、1ゴール2アシストの活躍で6-0の大勝に導いた。さらに上田綺世(24)=セルクル・ブリュージュ、古橋亨梧(28)=セルティック=もゴールを決め、ワントップ争いも激しさを増した。2026年W杯へ、さらに進化を遂げていく。
日の丸を背負った4年間の成長を見せつけた。スペインで大きな成長を遂げた久保。その力を試合開始直後に示した。左サイドでのFKを「今年は良いフィーリングで蹴れているので、蹴らせてほしい」と志願。その左足からのクロスに谷口が頭で合わせ、前半わずか55秒で先制点を奪った。
自信を得た1年だ。所属のレアル・ソシエダードでリーグ戦9得点。リーグベストイレブンに輝き、チームのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。
「日本人で、自分の力でチャンピオンズリーグに出られる選手は一握りだと思う。すごくいいシーズンだった」
そして迎えた前半25分。左サイドでこぼれ球を拾った三笘が久保へラストパス。左足を振り抜いたシュートが、ゴール右隅へと吸い込まれた。「前半、2、3回(点が)取れたシーンがあったので、そこは悔やまれる」と話したが、成長の証しを披露し、表情に充足感もにじんだ。
日本代表では昨年6月のガーナ戦以来、1年ぶりのゴールに「着実に試合で点を決めるのも大事。満足はしている」と久保。W杯後の初勝利に森保監督も「選手たちもいい準備をして入りの部分もよかった。選手たちの準備をたたえたい」と喜びを表した。
久保にとってエルサルバドルは、19年5月23日に代表初出場を果たした相手。ただ、出場に喜んでいた当時とは違う。「明らかに僕たちの方が質も強度も高かった」。4年の時を経て、初々しかった若武者は代表の中核を担うサムライとなった。