柏 両チーム合わせて9ゴール 壮絶打ち合いに敗れ公式戦3連敗 井原体制勝利ならず
「明治安田生命J1、柏4-5札幌」(3日、三協フロンテア柏スタジアム)
両チーム合わせて9ゴールが生まれる壮絶な打ち合いだった。柏は試合終了間際に5点目を決められて敗れ、公式戦3連敗の6試合連続勝ちなし。ネルシーニョ前監督から井原正巳監督への指揮官交代後、初白星はお預けとなった。
ホームでリードされても3度追いつく執念は見せたものの、4-4の試合終了間際に失点を許した。一度はオフサイドの判定だったがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の結果、ゴールが認められてしまった。井原監督は「結果的に札幌さんの攻撃力を抑えきれずに残念な結果に終わりました」と悔やんだ。
それでも、今季初の3得点以上を挙げ「最後までビハインドを追いつこうという姿勢は見せてくれたと思っています。4点取れたことはポジティブに捉えて、もう一度勝ち点を積み重ねられるように次に切り替えてやっていきたい」と話した。G大阪が勝利し、湘南が引き分けたため柏は17位に後退した。