首位・神戸、最少11失点も離脱者続出でDFライン大ピンチ 吉田監督「いるメンバーでやりくり」3日ホームで川崎戦

 J1で首位に立つ神戸はDF陣に離脱者が続出の中、正念場の川崎戦(3日・ノエスタ)に臨む。2日は神戸市西区のいぶきの森球技場で調整し、オンライン取材に応じた吉田孝行監督は「守備陣に関しては開幕前から難しい状況。なんとかしのいできた。今も変わらない。いるメンバーでやりくりする」とリーグ最少11失点にも苦しい現状を語った。

 前節で右足を負傷したセンターバックの山川哲史が長期離脱の見通し。酒井高徳、飯野七聖も復帰メドは立たない。「(酒井は)痛みがあるかないかというとまだ痛みはある。(飯野は)重いものではないけど、筋肉系を繰り返しているので本人が慎重になっている部分はある」と言う。

 前節では本多勇喜も鼻を負傷。監督は「鼻なので体自体は動く。同じ接触があった時はアクシデントになる。ただ本人もプレーしたいし…」と、ギリギリまで状況を模索する。

 DFライン4人の主力で出場に問題ないのは現状ではマテウス・トゥーレル、初瀬亮のみ。本多に加え、離脱していた大崎玲央が戦線復帰が可能なら、4人がギリギリそろうものの不安は大きい。

 前節で山川に代わり途中出場した19歳のDF尾崎優成は経験不足は否めない。監督は「組み合わせは単純に人数が少ないので、多くの選択肢はない」と、厳しい戦いを覚悟した。

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