イニエスタ“禁断の移籍”目前だった過去 当時のレアル関係者が明かす舞台裏

 サッカーJ1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)がバルセロナ(スペイン)所属だった2006年ごろにレアル・マドリードへの“禁断の移籍”が実現間近だったという。06~09年にレアルのスポーツディレクターを務めた元ユーゴスラビア代表FWプレドラグ・ミヤトビッチ氏が、スペインのテレビ番組「モビスター・プラス」で明かした。マルカ、スポルトなどスペイン各紙も3日までに伝えている。

 ミヤトビッチ氏は「彼の獲得を願っていた。我々は実現に近づいていた。(イニエスタのバルセロナとの)契約延長で合意に達していなかったタイミングを生かそうとしていた」と事実関係を認めた。

 少なくともその当時はマドリードファンだった父親を通じて話を進め「チャンスを生かし、代理人と話を詰めるべく動いた。我々は契約解除金を支払うつもりだった。彼はフェノメノ(天才)で、私は彼のことを敬愛していた」と話した。

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