横浜M・宮市亮が昨年7月6日以来のホームゲーム出場 右膝前十字じん帯断裂から復活へ着々

 後半、ゴール前に攻め込む横浜M・宮市(右)
 後半、ドリブルで攻め上がる横浜M・宮市
 福岡に勝利し、サポーターの声援に応える横浜M・アンデルソンロペス
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 「明治安田生命J1、横浜M2-0福岡」(28日、日産スタジアム)

 右膝前十字じん帯断裂のケガから復帰した横浜MのFW宮市亮(30)が後半33分から途中出場。ホームでのリーグ戦は昨年7月6日・広島戦以来の出場となった。

 ホームのサポーターの大歓声に迎えられてピッチに入った宮市。持ち前のスピードを生かし左サイドから、何度も好機を演出し、後半は福岡に押され気味だった流れを変えた。

 大きなケガを乗り越えて立ったホームでの舞台を「スタジアムが作り出してくれた雰囲気に、改めて圧倒されたし、心が震えた。本当に待っていてくれたんだなという思いが伝わった」と感慨深げに振り返った。

 後方からの激しいスライディングを受けて倒れた場面では、サポーターから大ブーイングが巻き起こる。ヒヤリとする場面だったが、宮市はすぐに起き上がり涼しい表情でプレーに戻った。「そこに対する怖さもなかったし、公式戦舞台で怖さなくやれたのは自信になった」と手応えも口にした。

 試合後の会見ではマスカット監督も試合総括の冒頭から宮市の話しを切り出し「長いリハビリを終え、Jリーグの地に帰ってきた。彼のあの笑顔をまた見られたのは、とても良かったと思う」と、完全復活へ向かう姿を喜んでいた。

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