「明治安田生命J2、熊本3-4横浜FC」(23日、えがお健康スタジアム)
今季で現役を引退するJ2横浜FCの元日本代表MF中村俊輔(44)が23日、熊本市のえがお健康スタジアムでの最終節・熊本戦にスタメン出場し、現役ラストマッチに臨んだ。今季初の先発で左腕にキャプテンマークを巻いてピッチに立ち、後半15分に退く際には2万人超の観衆から拍手が注がれた。引退後は指導者としての道を進んでいく。中村との一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-退く瞬間は。
「いつもと変わらない。いいプレーもっとしたかったなって」
-右足は痛かったか。
「手術前は動けなかった。40くらいから4年間、注射をして痛みをごまかす感じだった」
-自身にとってフリーキックは。
「高校生ぐらいの時は意識していなかった。プロになってキッカーを務めるようになって、三浦淳宏さんとか、すごい人たちからキッカーを譲ってもらったりして、そういう経験値は大きかった」
-プロでの26年は早かったか。
「でも、カズさんが近くにいるでしょ。まひしてくるから。辞めるとか弱音は吐けないから。最後は横浜FCにきて、カズさんと出会えて良かった」
-指導者として進む。
「ゼロからだよ。自分の感覚を捨てる必要がある。経験が邪魔することもある。人と人だから。信頼関係や人間性が戦術より勝るのを見てきた」