「JFL、奈良ク5-0FC大阪」(30日、橿原公苑陸上競技場)
日本フットボールリーグ(JFL)第20節代替試合が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪は、奈良クラブとの阪奈ダービーに0-5で大敗。連勝が7でストップすると同時に、Jリーグ入会を目指すライバルに痛恨の完敗となった。
9月3日の開催では前半を終えて0-0だったが、雷雨により中止。再試合は前半開始から再び行われることになった。8連勝を懸けてダービーマッチに挑むFC大阪は、DF舘野、MF禹、FW木匠、FW田中直がスタメンに名を連ねた。
ペースを握っていたFC大阪だが、29分に禹がアクシデントで交代。MF日高を投入するが、少しずつ流れは相手に傾く。すると36分、相手の右サイドからのクロスに合わされシュートを放たれる。GK永井建が一度はセーブするが、こぼれ球をFW長島に決められた。43分には左サイドからのクロスをFW浅川に合わされ、前半で2点のリードを許す。
後半、FW久保に変えてFW今村を投入。攻撃陣にテコ入れを図るが、4分にMF山本にミドルシュートを決められ差を広げられてしまう。その後も失点を重ね、まさかの5失点。マルヤス岡崎に1-2で敗れた7月10日以来の敗戦で、リーグ戦の連勝は7でストップした。FC大阪は2日から大阪府、近畿ブロックを代表していちご一会とちぎ国体に出場する。
両チームは9月27日のJリーグ理事会でJ3ライセンスの交付が承認された。来季のJ3に参入するためには、JFL4位以内、かつ百年構想クラブのうち上位2クラブという競技成績をクリアする必要がある。7試合を残してFC大阪は勝ち点45の2位。奈良クは勝ち点43で3位につけている。首位のホンダFCは百年構想クラブではない。
さらに今季は成績以外にもホームゲームの観客数が審査項目に復活した。1試合平均2000人、シーズン15試合で3万人に到達することが求められる。
この日、平日ナイターの奈良橿原に駆けつけた観客は1269人。FC大阪は残り3試合であと7528人。奈良クは残り3試合で1万3048人が必要となる。奈良クは10月23日にドル箱カードの鈴鹿戦(ロートF)を残している。FC大阪が6月19日の鈴鹿戦(花園第1)で1万2152人を集めたように、そこでの観客数がカギを握りそうだ。