J1神戸は10日、公式サイトに「ヴィッセルファミリーのみなさまへ」と題した千布勇気社長(37)名義の声明を発表。17位とJ2降格危機を迎える中で、残りシーズン8試合、吉田孝行監督(45)、選手スタッフとともに走り切り、残留をつかみ取る決意を示し、サポーターの応援を呼びかけた。
今季開幕から不振が続く神戸は6勝6分け14敗の勝ち点24で自動降格圏の17位。残留圏内の15位・福岡とは勝ち点4差となっている。10日の名古屋戦(ノエスタ)からはFC東京戦(14日)、G大阪戦(18日)とホーム3連戦を迎える。
正念場の3連戦初戦を前に公式サイトに声明を発表。「チームが非常に厳しい状況の中、チームへの変わらぬご声援、ご支援をいただき、誠にありがとうございます。どんな時も選手、チーム、クラブに寄り添い応援頂いているみなさまは我々にとってかけがえのない存在です」と日頃の応援に感謝した。
7日の天皇杯準々決勝・鹿島戦(ノエスタ)で今季無冠が確定したことにも言及。「先の天皇杯敗戦を受け、残念ながらタイトル獲得の可能性を残す大会はなくなりました。試合後、スタンドに座り込んでいるみなさまの姿、足早にスタジアムを後にされる姿を見て、ファン、サポーターのみなさまに対し申し訳ない気持ちでいっぱいです」とシーズン当初に掲げた目標を達成できずに謝罪した。
その上で応援を願った。「シーズン開幕前に思い描いた形とならず、この状態でみなさまに『一致団結して応援してください』とはなかなか言いにくい状況であることは承知しております。しかし、本日からのホーム3連戦、J1残留に向けて、1つも落とせない試合となります。みなさまの応援が特に劣勢の状況、試合終盤の厳しい状況で大いなる力を選手に与えてくれます。選手スタッフ一同ここからの試合に必死に向かっていきますので、どうか今一度、みなさまのお力をお借りできないでしょうか」。
今季はすでに3度の監督交代を行った。社長もシーズン途中に交代した。「残り8試合、チーム一丸となり恥も外聞もなく攻守にアグレッシブにチャレンジャーとして戦っていきます。まずはこの3連戦で自信をつけ、シーズン終了まで吉田監督、選手スタッフと共に走り切り、必ずや残留をつかみ取ります。ヴィッセルファミリーのみなさまの引き続きの応援、ご声援をよろしくお願いいたします」と悲壮な決意を示した。