阪神 日本ハムに悔幕連敗 五回痛恨の悪送球2度 七回また中継ぎ打たれ追加失点 藤川監督「我慢も必要」
「阪神2-5日本ハム」(27日、甲子園球場)
阪神は2024年以来、6度目となる交流戦連敗スタートとなった。五回に守備のミスも絡んで3点を失い、逆転を許すとそのまま敗戦。打線も12安打で2得点に終わった中、藤川球児監督(45)は「我慢」を強調。昨年は7連敗を喫した交流戦で、まずは流れを断ち切る一勝が欲しい。
ミラクル再現を期待した九回2死一、二塁…スタンドのボルテージは最高潮に達した。最大7点差をひっくり返したのが先週20日の水曜日。藤川監督は最後まで勝負手を尽くした。3ランなら同点の場面で打席には4番・佐藤輝。最後は空振り三振に倒れたが、連敗も悲観する内容でもない。
「打線につながりを持たせるのも、どう連動していくのかというのも我慢も必要。これは続けてやっていくことですね」
2-5の点差以上に白熱の展開だった。ただ、結果的には2失策が失点に絡んだ。1点リードの五回。先頭・万波に中堅フェンス直撃の二塁打を浴びながら、野村、上川畑を打ち取って2死二塁。ここで進藤を四球で歩かせた。投手・加藤貴との勝負を描いた中、中前に抜ける同点打を浴びた。
断続的に雨が降り続くグラウンド。外野の芝も水気を含んだことで、高寺の送球は捕手後方にそれた。それぞれ走者が進んで二、三塁。続く水野に勝ち越しの左前適時打を浴びた。さらに一、三塁でルーキー・エドポロとの対戦。一走がスタートを切った。ここで坂本は飛び出した三走・加藤貴を刺そうとしたが、打者とぶつかり悪送球。不運な形で1点を失った。
藤川監督はすぐにベンチを出て球審の本田審判に当該プレーのジャッジについて確認を要求。四氏審判が集まったが「自然な流れ」とし判定は覆らなかった。このシーンについて指揮官は「ルールと照らし合わせ、審判の方と話して解決しました。打者はルーキー。故意でああいうプレーが出ることはない。それはすぐ理解しました」と説明。不運も重なった敗戦にも「我慢」と前を向く。
「展開一つでしょうね。いい展開に持ち込むことができれば、うまく流れるし、まだその時期じゃないというとこです」
2位・ヤクルトが西武に引き分け同率の首位に並んだ。交流戦の連敗スタートは24年以来6度目。昨季はシーズンワーストの7連敗を喫した鬼門でもある。「チームの状態がいい時は(打球が)ヒュッと間を抜けますし、相手の好守もね。なかなかディフェンスも固めてきていましたしね、新庄監督。あしたの勝負になるのかな」と指揮官。紙一重の勝負を制し、まずは連敗を止める覚悟だ。
◆交流戦連敗スタート… 阪神の交流戦初戦からの連敗スタートは6度目。過去5度は2010年(2連敗・11勝12敗1分け⑧)、12年(5連敗・9勝12敗3分け⑧)、13年(3連敗・12勝11敗1分け⑦)、18年(4連敗・6勝11敗1分け⑪)、24年(4連敗・7勝11敗⑩)。()内は交流戦初戦からの連敗・同最終成績で丸数字が同最終順位。
◆新庄ハムと五分に… 新庄監督が就任した2022年以降の日本ハム戦通算勝敗成績は7勝7敗に。甲子園でも4勝4敗の五分となった。対戦初年度の22年は阪神が甲子園で3連勝。一方で23年以降は4勝7敗と負け越している。
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