J1京都の成長に寄与した稲盛和夫さんが死去 ラモス、カズらを獲得 京セラ創業者

 2006年、京都の練習を視察する稲盛和夫さん(左)
 2003年、松井(左)を激励する稲盛和夫さん
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 J1京都の強化に影響を及ぼした京セラ創業者で名誉会長の稲盛和夫さんが、24日午前8時25分老衰のため京都市内の自宅で死去しことが30日、分かった。90歳。鹿児島市出身。

 日本経済に大きく貢献した稲盛さんだが、サッカー界にも大きな影響があった。1995年にJFLで2位となり96年にJ1初昇格を果たした京都は、94年から京セラのバックアップを受けていた。

 J1昇格1年目となった96年の京都は、開幕後17連敗を喫した。当時京セラ会長だった稲盛さんは、ホームスタジアムの西京極を訪れ観戦していた。

 低迷を続けるチームは、京セラのバックアップもありラモス瑠偉を獲得した。翌年以降も日本代表候補クラスを獲得。98年には現在日本代表監督の森保一、99年には現在も現役を続ける三浦知良を獲得するなど、Jリーグでも注目されるチームとなった。

 京都は2000年代になってからJ2降格なども経験。今年はJ1リーグで14位(8月30日現在)。稲盛さんは京都の成長に欠かせない人物だった。

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