J野々村チェアマン「残念としか言いようがない」浦和サポ大合唱にクラブの管理求める

 日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が合同で立ち上げた「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第58回会合が4日、オンラインで開催され、Jリーグの野々村芳和チェアマン(50)は運営検証対象外の試合で、一部サポーターが「声出し応援」を行っていることについて「残念としか言いようがない」と語った。

 2日に行われたG大阪-浦和戦(パナスタ)では浦和サポーターが応援歌(チャント)を大合唱していた。Jリーグでは「声出し応援」の段階的緩和に向けて運営検証を開始しているが、同試合が運営検証の対象外だった。野々村チェアマンは「各クラブのサポーターが自分のクラブをサポートするために、いつも協力してくれているが、その中でそういう行為があったこと、頻発するようなことは残念としか言いようがない」と苦言を呈した。

 現在の政府の基本的対処方針では「声出し応援」以外のエリアは5000人または収容率50%の大きい方と制限されている。野々村チェアマンは100%の収容率を目指していると明かし、「サポーター全てが声を出してやっていきたいという気持ちは分かる」と理解を示した上で、「政府の基本的対処方針の中で、どうやったらサッカーで声を出せるかというトライをしている。ここから先、クラブの経営のことも考えると声出しエリア50%、他のエリア100%をどうやって今の対処方針の中で獲得していくか。ある競技では応援団は声出しエリア50%、その他声出しNGのエリア100%で認められて実際に運用されている。Jリーグもそれを目指したい。学校の応援団はなぜいいのかと言うと、学校側がその応援団を管理できるから。サポーターの皆さんをクラブが管理できるものだと認めていただけると、Jリーグも声出し以外のエリア100%をおそらく実現できると思う」と語り、続けて「クラブがサポーターをどこまで管理できるか、サポーターもリーグ全体のルールに則って、ガイドラインの中で応援できることを証明するために、皆さんにいろんな我慢を強いて前に進めている。今の対処方針の中で前に進めるのであれば、みんなで協力していかないと。ぜひそこはサポーターもクラブにも前に進めていけるような対応を取っていただきたいと強く言っておきたい」とサポーターのルール順守をクラブの徹底管理を求めた。

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