野々村チェアマン ACL決勝トーナメント日本開催に立候補「勝つ確率上げられる」

 Jリーグの野々村芳和チェアマン(49)は31日、第5回Jリーグ理事会後にオンライン会見を行い、8月にセントラル開催で実施するアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦から準決勝までの開催について、日本での開催を目指す方針を明らかにした。

 開催地についてはこれからとしながらも「日本での意思表示はしたいと思います」と立候補を明言した。

 日本からは決勝トーナメントに横浜M、神戸、浦和の3チームが進出。日本開催が決まれば、大きな追い風となる。「Jリーグクラブにどういうサポートができるのかと考えると、やっぱり日本で開催した方が勝つ確率も上げられる。クラブの希望もある」と野々村チェアマンは話した。他国の立候補状況などの詳細は伝わっていないという。

 この日は2002年W杯日韓大会開幕からちょうど20年。「国内においてそれなりのサイズの国際大会を経験しておくというのは、クラブにとっても、リーグにとっても将来必ず役に立つ」と説明した。

 決勝はホーム&アウェー方式での開催が決定している。

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