PSG7月日本ツアー メッシがネイマールがエムバペが “新銀河系軍団”真夏ピッチ彩る

 サッカーのフランス1部、パリ・サンジェルマン(PSG)は26日、東京都内で記者会見を開き、7月に日本ツアーを行うと発表した。川崎(7月20日、東京・国立競技場)、浦和(同23日、埼玉スタジアム)、G大阪(同25日、パナソニックスタジアム吹田)と親善試合を行う。PSGの来日は27年ぶり2度目。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)、ブラジル代表FWネイマール(30)、フランス代表FWキリアン・エムバペ(23)ら豪華スターが真夏のピッチを彩る。

 “新銀河系軍団”がやって来る。PSGは歴代最多7度の「バロンドール」を受賞したメッシ、ブラジル代表の10番を背負うネイマール、残留が決定したエムバペらを擁し、今季フランス1部で最多タイとなる10度目の優勝を飾ったばかり。来日は1995年に鹿島、名古屋と親善試合を行って以来となる。

 7月20日の川崎戦は平日夜の開催にもかかわらず、地上波で全国放送される異例の対応となる。また、東京・秩父宮ラグビー場と大阪・J-GREEN堺での練習を一般公開する予定で、大きな盛り上がりが予想される。

 会見では映像メッセージが用意され、メッシとネイマールが意欲を述べ、エムバペは「日本で会いましょう」と日本語を披露した。ツアーアンバサダーに就任した元日本代表FW三浦知良(鈴鹿)もオンラインで会見に参加。「試合を見る子供たちが大きな夢を持てると思う。新たなJリーグのファン層をつかんでもらいたい」と夢対決に期待を寄せた。

 コロナ渦の影響で、世界的ビッグクラブの来日は2019年のバルセロナ(スペイン)とチェルシー(イングランド)以来となる。当時は直前に南米選手権が開催されたため、バルセロナに所属していたメッシ、スアレス(ウルグアイ)らは来日しなかった。今回、主力級の遠征帯同について問われたPSG関係者は「チーム全員が来る」と断言し、メッシらの来日を確約。真夏の祭典は熱狂必至となりそうだ。

 ◆パリ・サンジェルマン 1970年にパリFCとスタッド・サンジェルマンが合併して創設。2011年にカタール投資庁の子会社カタール・スポーツ・インベストメント(QSI)が筆頭株主となり、豊富な資金で大型補強を繰り返している。リーグ優勝10度、カップ戦優勝13度を誇る名門。監督はアルゼンチン出身のマウリシオ・ポチェッティーノ氏。本拠地はパルク・デ・プランス(収容人数4万7929人)。

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