サッカー日本代表 大迫勇は招集外 森保監督「100%ではないと」、新戦力台頭に期待「チャンス」

 日本サッカー協会は20日、来月の国際親善試合4試合に臨む日本代表メンバー28人を発表し、J1神戸に所属する大迫勇也(32)は招集外となった。3月のW杯最終予選では負傷で参加を辞退していた。

 大迫は14日の鳥栖戦(ノエスタ)で出場10試合目にして待望の今季初ゴールを挙げたが、18日の川崎戦(ノエスタ)ではベンチ外となっていた。神戸のロティーナ監督は試合後、「けが人にチームが苦しんでいることは否めない」と負傷を示唆していた。

 センターFWの一番手として日本代表の攻撃の中心を担ってきた大迫だが、今季は低調が続いている。森保監督は大迫の招集外について「直近の試合でメンバー外ということで詳しい状態は入手していませんが、コンディション的には100%ではないということを聞いています」と説明した。「彼はこれまでもおそらく体調的には痛みを抱えながらであったり、100%でないところを、チームの状況を見て何とかチームのためにチームの勝利に貢献しようということでかなり無理をして試合に出ているような状況かなと思います。彼の男気は素晴らしいと思いますが、その半面コンディションは100%になっていないのかなというふうに見ています」と語った。

 森保ジャパンのエースとして君臨してきた大迫抜きでの戦いとなるが、総合力を上げる機会とも捉える。「彼が代表でプレーできないということは残念ですが、大迫抜きで戦った時にチームとしてはいろんな選手にチャンスがある。チームの伸びしろをさらに増やしていく、チーム力を上げていくということではチャンスであるとも言える」とプラス面も強調した。

 W杯カタール大会(11月開幕)に出場する日本代表は来月2日に札幌ドームでパラグアイ代表、同6日に東京・国立競技場でブラジル代表、同10日にノエビアスタジアム神戸でガーナ代表、14日にパナソニックスタジアム吹田でチリまたはチュニジア代表と対戦する。

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