サッカー日本協会 中国が開催返上の23年アジア杯 日本に代替開催打診 田嶋会長が明かす

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(64)が17日、東京都内で取材に応じ、中国が開催を返上した2023年アジア・カップについて、アジア・サッカー連盟(AFC)から日本に対して、代替開催地の打診を受けていると明かした。日本開催が実現すれば、1992年の広島大会以来となる。

 アジア・カップは来年6月16日から7月16日まで中国で行われる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に開催辞退が発表されていた。

 田嶋会長は「日本でやってもらえないかという話が来ているのは事実」とした上で、財政面を含めた諸問題にも触れた。同大会は24チームが参加するため、入国に関する関係省庁との調整をはじめ、宿舎や試合会場、練習場の確保も容易ではない。同会長は「(運営費が)持ち出しになるならやらない。リスクもある」と慎重に対応する方針を示した。

 一方で同大会は国際Aマッチデー(IMD)期間にあたるため、海外組の招集が可能となる。田嶋会長は日本開催で「盛り上がると思う」とも語った。

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