JFL鈴鹿 55歳のカズ「30年後もやっているとは」Jリーグの日に実感

 前半、攻め上がる鈴鹿・三浦知良(撮影・高部洋祐)
 前半、ボールをキープする鈴鹿・三浦知良(中央)=撮影・高部洋祐
 スタンドから観戦する三浦りさ子(撮影・高部洋祐)
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 「JFL、鈴鹿1-4ホンダFC」(15日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿)

 日本フットボールリーグ(JFL)鈴鹿ポイントゲッターズのFW三浦知良がリーグ4試合連続でスタメン出場した。公式戦では6試合連続出場となり、55歳78日で自身の持つJFL最年長出場記録を更新した。

 5月15日は「Jリーグの日」。カズは、V川崎時代にJリーグ初年度となる1993年同日の開幕戦(V川崎-横浜M)に出場した唯一の現役選手でもある。この日も変わらずピッチに立ちプレー。「30年前には30年後もこうして(現役で)やっているというのは想像もつかなかった」と振り返った。

 この試合はホームタウンの鈴鹿市内で開催された今季初のリーグ戦だったことから2641人の観衆が駆けつけた。「自分自身、本当に幸せなこと。少しでも応援してくれる人のためにピッチに立っていいプレーをしてお互い喜び合えたらなと思います」。応援を続けてくれるファン、サポーターに感謝した。

 勝利して再びJのピッチに立つためにも永井秀樹(FC琉球)の持つ同最年長得点記録(42歳50日)大幅更新となるゴールがほしかったところだが、この日は右ももに張りもあってハーフタイムに交代しシュートを打つことはできなかった。

 試合は1-4で逆転負けして3勝1分け3敗と思うように勝ち点を伸ばせていない。それでも「Jリーグは日本の頂点にあるリーグですから選手としてはあの舞台に立つことが常に目標」と今季のJ3入りを目指し続ける。

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