FC大阪 2年連続の天皇杯出場ならず 2-0勝利の関大が6年ぶり17回目の出場

 「大阪選手権・決勝、FC大阪0-2関大」(7日、J-GREEN堺メインフィールド)

 天皇杯大阪府代表を決める第27回大阪サッカー選手権の決勝が行われ、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すJFLのFC大阪は0-2で関大に敗れ、2年連続の天皇杯本戦出場を逃した。関大は6年ぶり17回目の出場を決めた。

 初夏を思わせるような日差しが降り注ぐ中行われた、天皇杯大阪府代表の座を懸けた決勝。FC大阪は、1日のJFLリーグ戦V大分戦のスタメンから5人を変更。DF大桃は加入後初スタメンとなった。

 前半から積極的に攻撃を仕掛けたが、相手ゴールネットを揺らすことができない。すると22分、相手GKからのロングボールをワンタッチでつながれると、関大FW百田にシュートを放たれる。これがゴールポストに当たって不規則な回転となると、クリアできずに先制を許す。前半のうちに同点に追いつきたいFC大阪は、前半ロスタイム、FW久保のロングボールに反応したMF上月が相手ディフェンスラインの裏に抜け出し、ドリブルで持ち込みシュートを放つが、枠を捉えることができない。決定的なチャンスを逃して前半を終えた。

 後半、上月に代えてFW今村を投入すると、前線が活性化。より相手ゴールでプレーする時間が増えるが、相手の粘り強い守備で決定的なシュートを放つことができない。すると20分、相手のロングボールがディフェンスラインに裏に出る。前線のオフサイドポジションに飛び出していた関大選手がボールに触る直前でプレーを止めたため、オフサイドの判定は出ず、2列目にいたFW久乗がそのボールを拾い、GKとの1対1を流し込んだ。

 なんとか巻き返したいFC大阪はMF木匠、MF西矢、MF吉馴、FW宇高と攻撃的な選手を次々投入。後半だけで8本のシュートを放ったが、相手の体を張ったクリアやクロスバーに嫌われ、得点を決めることができなかった。痛恨の敗戦で、2年連続の天皇杯出場はならなかった。

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