長崎U15宮本卓也コーチ 不慮の事故で死去 38歳 古巣C大阪でも追悼の横断幕
J2長崎は6日、U-15コーチの宮本卓也氏が不慮の事故により、1日に死去したことを発表した。38歳だった。
広島県出身の宮本氏は広島ユースから大商大を経て、2006年にC大阪に入団。山形、福岡でもプレーし、13年に現役引退した。引退後はC大阪のスクールコーチなどを務め、今季から長崎のU-15コーチに就任していた。J1通算101試合出場1得点。
希夫人がクラブを通じ「今年度よりアカデミースタッフメンバーとして迎えていただき、本人もやる気に満ち溢れていた矢先のことで、家族も事実をまだ受け入れられずにおります。短い間ではございましたが、V・ファーレン長崎の一員として加えていただき本当にありがとうございました」とコメントした。
06年から2年間在籍したC大阪でも公式サイトに現役時代の写真を掲載し、追悼した。C大阪はこの日、ホームで磐田と試合に臨んだ。ヨドコウ桜スタジアムのゴール裏には「セレッソでの輝きを忘れない 宮本卓也さん安らかに」と横断幕が掲げられた。