浦和・ロドリゲス監督「しっかりパフォーマンスを発揮して突破する」ACL初戦へ会見
J1浦和のリカルド・ロドリゲス監督が14日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ初戦となるシンガポールのライオン・シティ・セーラーズ戦(15日、ブリーラムスタジアム)に向けた前日会見に出席した。「このグループステージでやるべきことは、しっかりとパフォーマンスを発揮しながら突破することだと思っている。そしてチームが成長していけるように努めていければと思います」と意気込んだ。
今季は開幕からJ1リーグ4戦連続勝ちなしなどスタートに苦しみ、ここまでは勝ち点を思うように積み上げられなかった。だが「リーグでなかなか勝利することができていないが、小さなディテールの部分で勝てていないということで、相手を上回っている試合の方が多い。非常にいい状態です」と問題ないことを強調。14人が新加入したチームでアジアの舞台を戦う。
相手の昨季シンガポールリーグ王者のライオン・シティ・セーラーズについては「まずこの大会の初戦は非常に大事なものだと思っている。ライオン・シティ・セーラーズは、はっきりとスタイルを持っているチームだと思う。4-3-3でプレーし、前線にはターゲットになる選手がいて、国内では違いを作れる強さを持ったチーム」と警戒した。
今回はタイでの集中開催で暑さも敵となる。それでも、同じく会見に出席したGK西川周作は「ここの暑さの情報は得ていたので、非常にいい準備ができている。みんながいいコンディションで、同じ方向を向いていいトレーニングができているので明日の試合に向けて、みんながわくわくしている」と自信をのぞかせた。
ACLは準優勝だった2019年以来3年ぶり。指揮官は「私にとってはプレッシャーというより、喜びや期待が大きいと思っています。大きなモチベーションを抱いてこの大会に臨んでいます」と17年以来となるアジアの頂点を見据えた。


