長友招集 信頼揺るぎなし Jリーグ今季先発出場なしも“大一番”での精神力に期待

 W杯カタール大会アジア最終予選、運命のラスト2戦に臨む27人の侍戦士が16日、発表され、森保一監督は不動の信頼で長友佑都を選出した。今季は所属するFC東京で控えが続くが、逆境に強い不屈の35歳を左サイドバックで先発として起用することを示唆した。

 森保監督が長友への揺るぎない信頼を口にした。大一番に不動の左サイドバック(SB)を選出したが、今季は所属するFC東京で控えが続く。公式戦5試合で先発出場は一度もなく、途中出場2試合で計79分間の出番にとどまっている。

 それでも代表指揮官は「チームを勝たせられる、自分の役割を全うできるということは見せてもらった。ハードに動けることは確認できている」と評価。中山、佐々木を含めた左SB3人を招集したことで、長友を不安視しているのかと問われても即座に否定。「いいパフォーマンスを練習から見せてもらい、試合に先発から出られるように見ていきたい」と先発起用の可能性も示唆した。

 2月のサウジアラビア戦では周囲の疑念を払拭(ふっしょく)する活躍で「批判は自分にとってガソリン」と強靱(きょうじん)な精神力を誇示した。クラブを通じて「この予選の大一番になる。この2試合でW杯出場を決められるように全力で戦う。一緒にW杯に行きましょう」と意気込んだ。逆境を再び力に変える。

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