長友佑都 限界説一蹴アシスト 「批判はガソリン」伊東の2点目演出
「W杯アジア最終予選、日本2-0サウジアラビア」(1日、埼玉スタジアム)
このところ低調なパフォーマンスで批判が集中していたDF長友佑都(35)=FC東京=が、逆境をはね返すアシストを決めた。後半5分、伊東の2点目を演出。立ち上がりから闘志あふれるプレーで限界説を一蹴した。
試合前から自分を成長させるチャンスだと批判を歓迎していたが、その言葉を有言実行した。「俺は今日生きるか死ぬかだなと。今日できなければ代表にいる意味ないなと思っていた」と覚悟を決めた一戦で結果を出した。課題とされた左サイドの連係も良化の兆しを見せた。
試合後には「改めて批判はガソリンとなって必要なものだと感じた」と強調。ただ、そう言いながらも「たくさん批判をもらってこのままでは燃えてしまう。今日だけでいいので称賛という名の栄養、水が欲しいですね」と爆笑トークで締めた。