神戸 延長の激闘制しACL本戦出場 イニエスタ先制!大迫2発!リンコン決勝点!

 後半、この日2ゴール目をマークし跳び上がる神戸・大迫
 後半、3点目を奪われて同点とされ、宙を仰ぐイニエスタ(中央)ら神戸イレブン
 前半、イニエスタ(左から2人目)の先制ゴールで喜ぶ神戸イレブン
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 「ACL・プレーオフ、神戸4-3メルボルンV」(15日、ノエビアスタジアム神戸)

 昨季J1・3位の神戸が延長戦の末にメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)との壮絶な点の取り合いを制し、2年ぶり2度目のACL本戦出場を決めた。

 90分間を戦い終えて、3-3と決着はつかず。試合は15分ハーフの延長戦に突入した。延長前半5分、MFイニエスタの縦パスからエリア内左に進入した途中出場のMF汰木が折り返す。これを途中出場のFWリンコンが押し込んだ。公式戦7戦目で待望の今季初勝利。負ければ即敗退が決まる一発勝負で踏ん張った。

 リーグ戦3分け3敗と今季は苦しい戦いが続く。クラブワーストの開幕6戦未勝利とどん底の中で迎えた正念場の一戦。主将とエースが奮起した。主将のイニエスタは前半6分に先制点。2点を返され絶体絶命の中でエースの大迫は後半35分と42分に意地のゴールを決めた。その後、1点を返されて延長戦に突入したが、この日の神戸は最後まで勝利への執念を失わなかった。

 紙一重でつないだ「アジアNo.1クラブ」への望み。神戸は上海海港(中国)、傑志(香港)、チェンライ(タイ)と同じJ組に入り、4月にタイ集中開催する1次リーグを戦う。

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