J1神戸の三浦淳寛監督(47)が14日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)本戦出場を懸けた東地区プレーオフのメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)戦(15日・ノエスタ)に向けたオンライン会見に臨んだ。敗れると「アジアNo.1クラブ」の目標が絶たれる一戦を前に「すべて出し切る」と悲壮な決意を示した。この試合の勝者は、4月にタイで集中開催する1次リーグJ組に進出する。
負ければ即敗退となる“一発勝負”に向け、三浦監督が背水の覚悟を示した。「明日の試合ですべて出し切るぐらいの気持ちで戦って、何としても勝ちたい」。この一戦の持つ意味を強調した。
J1では今季開幕から3分け3敗とリーグ戦6戦未勝利。1999年に記録した5戦を超えて23年ぶりにクラブワーストを更新した。
「リーグ戦でなかなか良い結果が出ていないですけども、われわれの目標はACLをしっかり取ること。気持ちを切り替えることが重要」。クラブ最大の目標である「アジアNo.1」の望みをつなぐことで、現状を取り巻く重い空気を払拭(ふっしょく)する。
13日には主将のMFイニエスタの呼びかけで選手間でのミーティングが開催された。DF小林は「アンドレスだけじゃなく何人かしゃべった選手はいた。みんなでもう一回まとまっていこうとなりました」と説明した。
三浦監督も効果に期待する。「それをきっかけに良い方向にチームが進むということも当然ある。そういったものを僕も求めていた。ポジティブに捉えています」と話した。
クラブも現状を変えようと必死だ。サポーターズシート来場者先着2000人に「一致団結ハチマキ」をプレゼントすることを試合前日に緊急発表。サポーターにも一致団結を訴えた。総力を結集し、神戸が瀬戸際の一戦に向かう。