Ｗ杯カタール大会アジア最終予選・中国戦（２７日・埼玉スタジアム）を翌日に控えたサッカー日本代表のＭＦ伊東純也（２８）＝ゲンク＝が２６日、公式練習前にオンライン取材に応じた。昨年１１月のベトナム戦、オマーン戦で決勝ゴールを決めている伊東は「自分が取ってやるという気持ちは常に持っている。直接ゴールに関わるのが仕事だと思っている。得点、アシストでチームに貢献できれば」と３戦連発への意欲を示した。

　ここまで最終予選６試合で５得点。得点力不足が指摘されることについては「コンビネーションの部分もそうですし、チャンスを決めきる部分も、全部が足らないと思います」と冷静に見つめる。その上で中国戦に向けては「得点を多く取って勝つことが一番良いですけど、勝つことが大事なので１－０でも。全員で走って勝てれば」と話した。

　守備の中心である吉田と冨安が不在。「自分自身はやることは変わらないですけど、チームでも代表でも上の年齢になっているので、プレーでもしっかり引っ張っていきたい。麻也君、トミがいないから負けたと言われないように。代わりに出る選手はチャンスですし、誰が出ても勝てるようにしたい」と必勝を誓った。