DF西尾隆矢「鋼の体」でガツガツ当たる 飛び級のパリ五輪世代DFが気合「吹き飛ばす」

 国内組のみのサッカー日本代表候補は18日、千葉市内で合宿2日目の練習を行い、初招集のDF西尾隆矢(20)=C大阪=がオンライン取材に応じ、対人の強さを猛アピールした。21日に予定されていた国際親善試合ウズベキスタン戦(埼玉)は中止となったが、W杯カタール大会アジア最終予選の中国戦(27日)とサウジアラビア戦(2月1日、ともに埼玉)に備え、21日まで合宿が続く。

 “飛び級”で代表合宿初招集となったパリ五輪世代の西尾がガツガツと当たりにいく。「僕は吹き飛ばされるのがサッカーでホンマに一番嫌い。逆に吹き飛ばすくらいの方がいい」。ゲーム形式の練習では2日連続で谷口(川崎)とコンビを組み、A代表のFW陣に遠慮なく挑んだ。

 身長180センチはセンターバックとしては目立つ方ではない。高校1年で成長期の終わりを感じると、考え方を変えた。「もう伸びないなら体作りにシフトチェンジした方がいい」。セーブするように言われていた筋トレに着手。鋼の体を作り上げてきた。

 プロ2年目の昨季、C大阪の守備の中心であったDFマテイヨニッチが急転移籍し、開幕スタメンに抜てきされた。このチャンスをつかみ、リーグ戦31試合に出場。中学時代からコンビを組む1学年上のDF瀬古歩夢(21)と守備を支えた。

 瀬古は体調不良で参加を辞退となったが、2人そろって代表に初招集された。「これからは背中を追うだけではなく、追い越すという気持ちを持って。歩夢にも下から僕が追い抜かすぞというくらいの迫力を見せて、いい刺激を与えたい」。この日欧州初挑戦が発表された瀬古に負けじと、西尾も存在感を発揮する。

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