C大阪の象徴8番が復活! 乾貴士が一度は23番で発表も覚悟の背番号変更

 J1C大阪は17日、今季の背番号の一部変更を発表した。元日本代表MF乾貴士(33)が当初の「23」から「8」に、DF山下達也(34)が「50」から「23」に変更となる。

 C大阪の背番号「8」は森島寛晃社長が現役時代に長らくつけたクラブの象徴的な番号。16年から20年まで5年連続でつけたFW柿谷曜一朗が名古屋移籍後の昨季は空き番号となった。今季も13日に背番号を発表した際は空きになっていた。

 今回、「8」を背負う乾はクラブを通じ、次のように変更理由を説明した。

 「いつも応援してくださりありがとうございます。突然の発表になりますが、2022シーズンの背番号を23番から8番に変更させていただくことになりました。

 昨シーズン、セレッソに復帰した時に付けた23番は大好きな山下選手が付けていた番号ですし、10年ぶりのセレッソ復帰ということもありわくわくして何の迷いもありませんでした。

 でも昨シーズンを振り返ると、シーズン途中の加入だったとはいえ、僕自身もっとチームに貢献できたんじゃないか、もっとやれたんじゃないかという思いが強かったです。もっとサッカーが上手くなりたいという思いと、あとベテランの年齢に差し掛かっている自分がこのチームを勝たせられる存在になりたいという想いも同時に生まれました。

 だからこそ今年の2022シーズンにかける思いというか、もっと強い覚悟を持ってチャレンジしたい、そんな気持ちが自分の中にあります。

 一度は23番で今年も頑張ろうと思ったんですが、本当に悩んでいる自分がいて、背番号発表があった後になってしまいましたが、今、空き番号になっている8番に変更させてもらえないかということをクラブ、そして森島社長に相談しました。

 みなさんの僕の印象はひょっとしたら7番のイメージが強いかもしれませんが、実は僕の好きな番号は8番で、海外にいるときもつけたことがあります。もちろんセレッソ大阪で8番をつけるというのがどういうことなのか、好きな番号だからという理由で付けられるものではないこと、その重みは理解しています。過去につけた選手を見ても、森島さん、真司、キヨ、曜一朗と、限られた選手だけがつけていて全員がセレッソを象徴する選手たちばかりでした。自分がみなさんの抱く8番像に相応しいかはまだわかりませんが、覚悟を持ってチャレンジし、シーズンを通してプレーで証明していきますので応援よろしくお願いします。

 そして最後に、この決断が背番号発表の後になってしまったこと、またユニフォームの受付が始まった後ということで本当にすみません。

 自分のユニフォームをさっそく購入してくださった方々の声もSNSを通じて僕に届いています。今回の自分の変更で多くの方にご迷惑をお掛けすると思います。

 自分のことを応援してくれていて購入変更をすることになるファン・サポーターのみなさん、購入変更にあたって対応をしてくださるクラブスタッフのみなさん、本当に申し訳ないです!

 今回の変更が無駄ではなかったことを必ずプレーで証明します!改めまして、セレッソ大阪8番の乾貴士をよろしくお願いします!」

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