J1浦和 元日本代表DF西大伍が退団「みなさんを愛しています」
J1浦和は12日、元日本代表DF西大伍(34)が契約満了に伴い退団すると発表した。西は昨季J1神戸から単年契約で加入していた。去就は未定。今後は現役続行に向け、J2、J3も含めてカテゴリーを問わず移籍先を模索していく。
クラブを通じて「浦和レッズに関わる全てのみなさん、一年間ありがとうございました。この一年でまたいろいろな気付きを与えてもらいましたが、まだまだ成長を続けていきたいと思います。サッカー選手として、浦和レッズのファン・サポーター、サッカー好きのみなさんを愛しています。レッズの選手として、スタジアムでWe are REDS!を聞けなかったことは心残りですが、また対戦相手として聞ける
ことを楽しみにしています」とコメントした。
北海道出身の西は札幌の下部組織から2006年にトップチームに昇格。11年には日本代表デビューも果たした。17、18年には2年連続でJリーグのベストイレブンに選出された。鹿島、神戸などを経て21年に浦和入り。右サイドバックを主戦場にボランチもこなせる多機能性が魅力だが、昨夏に日本代表DF酒井宏樹が加入したため出場機会が減り、昨季は25試合出場で先発は19試合にとどまっていた。